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コンチネンタル製スタッドレス「ContiVikingContactTM 5」発売

 ヨコハマタイヤによりますと、提携関係にある独コンチネンタルが横滑り防止装置「ESC」を装備した車に最適なスタッドレスタイヤ「ContiVikingContactTM 5(コンチ・バイキング・コンタクト・ファイブ)」を2008年9月1日から発売するそうです。

 「コンチ・バイキング・コンタクト・ファイブ」は、欧州車の多くに標準装備されている横滑り防止装置「ESC」との連動効果に重点が置かれているのが特徴だそうです。言い換えれば、このタイヤは「ESC」の効果を高めることに貢献できるというものでしょうか。

 タイヤの構造は左右非対称の「ESC対応パターン」だそうで、車の横滑りの状態に応じてESCが作動した時に、タイヤの内側と外側で異なるブロックとサイプが最適に機能し、ESCの性能を最大限に活かすよう考えられているそうです。

 非常に効果的なタイヤと言う印象ですが、その前に横滑り防止装置「ESC」について。

 「ESC」は、車の安全性を高める装置の一つとして実は非常に有効なものなのだそうです。ABS(アンチロック・ブレーキング・システム)やTRC(トラクション・コントロール・システム)はかなり認知されたシステムですが、日本では「ESC」は残念ながらまだまだ認知度は低く、カーメーカーのアピール不足や安全性に対するユーザーの意識の低さなどが理由として挙げられるようです。因みに普及率ですが、2007年にはドイツが55%程なのに対して日本では10%程だそうです。

 日本メーカーでこのようなタイヤの発売は、やはり日本の車における「ESC」の普及次第でしょう。現状一部の高級車には、名前こそ違え「横滑り防止装置」は装備されています。その為に「ESC」というのが何なのかわからなくても「横滑り防止装置」は理解している人もいるでしょう。

 普及に勢いがつかないのは、このようにカーメーカー間での名称の違いもそのひとつと言えるようです。ABSは早い段階で業界の名称の統一が図られた為に、その普及は目を見張るものがあります。自社製品のアピールは企業として大変重要ですが、業界の発展を妨げる行為はなんともいただけません。

2008/08/29(金) スタッドレスタイヤ